ゲームパッドの話〈XinputのソフトとY軸反転の対処〉
こんにちは。冴えないゲーマーです。
正気の沙汰ではない前回のような記事が結構な人に見られていてネットの恐ろしさに震えています。その節は大変申し訳ございませんでした(土下座)。
本題。
PS3で使っていたHORI PADをPCで使えるようにするためにネットの海からドライバーを探し出したりドライバ削除(上級者向け)にビビり散らしながらもなんとかwin10PCで使えるように設定できたんですが、どうにも「スティックと逆方向に動くんだよなぁ…(苦笑)」ってなことがありまして、簡単ではありますが今回も備忘録としてその対処法を残しておきます。恐縮ながらパソコンの知識はそんなにないので一切の責任は取れません。また各ソフトの導入に際して分からないことは各自調べてください。この記事では詳しく説明はしません。あしからず。
■全体の流れ
x360ceだけではコントローラーが反応しないゲームをどうにか動かしたい
→XOutputを導入することで動いた!が、左スティックのY軸が反転している
→Y軸反転をするためにXInput Plusを導入、軸反転に☑
→問題なく動くように
■利用環境
・なんてことはないWin10
・Twichでゲットした『Downwell』『DeadLight』(Steam版ではない)
・HORI PAD3 TURBO PLUS(DirectInput方式)
・内蔵グラフィックボードとモニタ(3Dゲームが厳しいのなんの)
■ 使用ソフト
使ってるコントローラーがXboxの純正だったりするとまたやり方が変わりそうですが、まぁこんなところです。たかがコントローラーでソフト入れすぎですね。だってできなかったんだもの…。
■注意点
まずコントローラーのドライバはMicrosoftのです。おそらく挿してすぐ自動で探してくれたものだと思います。非公式のドライバも入れたり頑張ってみた気がするんですが、結局Microsoft製で動くことが判明したのでそのまま使ってるような感じだったかと…。記憶が曖昧なのでそのあたりはご勘弁を…。
また、無料でもらえるTwichプライムのゲーム、今回はDownwellとDeadLightで試しています。もしかしてわざわざXinputで設定しなくても遊べたりするんですかね。知りませんけど。他のゲームやSteamゲームでの挙動は一切分かりません。ご了承ください。
◇その1 x360ceの導入
Xboxの純正コントローラー(Xinput方式)でなければ遊べないゲームをHORI PAD(DirectInput方式)で遊ぶために、まずx360ce 32bit版を導入しました。簡単に言えばこのソフトで「ワタシXbox純正コントローラーデスヨー」と思い込ませることができます。素晴らしいですね。設定が完了したらゲームの実行ファイルが格納されているファイルにx360ceで作成されたiniファイルとdllファイルをコピペします。その後Downwellを起動。問題なく動きました。
◇その2 XOutputの導入
同じやり方でDeadLightの方もコピペしたのですが、動かず。XOutputを導入しました。XOutputはx360ceと違いゲームの中だけでなくOSそのものに「ワタシXbox純正コントローラーデスヨー」と思い込ませることができるソフトです。こちらは毎回手動で実行しなければゲームで使えないソフトになります。x360ceが設定ファイルを作って置くだけのいわば効果永続型のバフだとすれば、XOutputは都度仕様のバフです。一手間が意外と面倒ですが、ショートカットを作っておけば多少は楽になるかと思います。XOutputを起動し、実行した状態でDeadLightを起動するとコントローラーが反応しました。これで使える!!と思ったのも束の間、左スティックの上下が反転していることに気付きます。x360ceに軸反転の機能を見つけることができなかったので、この2つのソフトでどうにかするのは諦めました。
◇その3 XInput Plusの導入
軸の反転を直すために最後の砦、XInput Plusを導入しました。このソフトは、Xinput対応コントローラーのキーコンフィグを変更するためのソフトだそうです。つまり、HORI PADのようにDirectInpu方式のコントローラーを使っている場合はそのままテストしようとしても動きません。もしテストをする場合はXOutputを起動させましょう。公式ではx360ceと連携させることができるとあったので、その通りに設定…できませんでした。32bitとか64bitがどうこうといってエラーになってしまいます。どうやら『DeadLight』が64bit版だったらしく、XInput Plusに設定するx360ceのdllファイルも64bitでなければならないようです。x360ce 32bit版から64bit用のdllファイルの作り方が分からなかったので、x360ce 64bit版を導入しました。その1で作った時と同じように作成したdllファイルXInput Plusに設定したところ、問題なく読み込んでくれました。肝心のキーコンフィグ画面に軸反転のチェックボックスがあるため、そこにチェックを入れて対象のゲームフォルダを選択。設定ファイルが保存できればXInput Plusの出番は終了です。
◇その4 最終確認
さて、これで準備はすべて整いました。x360ceと連携したXInput Plusで作った設定ファイルはフォルダの隅に佇んでいます。あとはXOutputを実行し、ゲームを起動するだけです。問題なく設定できていれば何事もないように動いてくれますし、間違っていれば変な挙動をするか動かないだけでしょう。高鳴る鼓動、運命の瞬間。握られたその手はガッツポーズに変わりました。成功です。おめでとうございました。
■あとがき
その後、右スティックの上下も反転していることに気付きました。同じようにそちらも軸反転にチェックを入れて、設定ファイルを上書き。ゲームも再起動し、今度こそ完璧なゲームパッドになりました。
今回のやり方はもしかしたら詳しい方から見たら間違っている(面倒になっている)ような箇所もあるかもしれません。あくまで備忘録になりますので、何が起ころうともこちらは関与致しません。一切を自己責任で行ってください。もしPCが壊れていい感じのグラボが手持無沙汰になってしまった時だけ連絡お待ちしております。無償で回収致します。では、積みゲーを消化しなければならないのでこの辺で失礼。